2023-01-01から1年間の記事一覧

教育と厳しさ

先日、イチローさんが旭川東高校を訪れたというニュースがあった。イチローさんの話は本当に勉強になって、今までも様々なことを参考にしてきた。 で、ちょっとショックだったのが、 「指導者、厳しくできないって。時代がそうなっちゃってて。厳しくできな…

「おしいれのぼうけん」と時代の変化

「おしいれのぼうけん」という童話を知っているだろうか。調べてみると、1974年に発表されたふるたたるひの名作だ。 保育園が舞台で、昼寝とかの時に大騒ぎをすると、罰としておしいれに閉じ込められ、そこで、こどもは「ねずみばあさん」と出会う。保育園の…

罪の認識と同調圧力

なんとなく、あの問題について書き残しておきたい。 行われたことは間違いなく犯罪であるので、行われたことが確かであるとするなら、まず、ここに何かをさしはさむ余地はない。もちろん、それが確かに行われたことであるのかどうか疑義をはさむ人もいるだろ…

教育の崩壊

教育の崩壊なんてタイトルをつけたがたいした話ではない。 教育実習生が少ないなあ、なんて思っていたら、どうも自分の周りだけの話ではないらしい。いたるところで、実習生自体が減っていて、昨日、公立の先生と話したら、そこそこの大学の学生が特に減って…

代償の話 その2

この間、テレビを見ていたら、スーパーで売っているサラダにカエルがはいっていたとかで騒いでいた。 まあ、確かにサラダにカエルが入っていたら気持ち悪いし、びっくりしてしまうけれど、だからといって、テレビで大騒ぎするほどのことかどうかはよく考えた…

「うな丼」の話

大臣が、首相が襲われるという大事件を前にして、うな丼を食べたとかうな丼がおいしかったとか発言して、みんなから責められている。 まあ、なんとなく不謹慎だよな…という感じはするものの、一体何がどう問題で、どんな風な責任があるのかっていうことを整…

炎上と代償

もうここしばらくの話だけれど、ネット上には「炎上」というものがある。 なにかしら、よくないことをしてしまったことによって、「炎上」が起こる。それは行為であったり、発言であったり、犯罪であったり、モラルとして許されなかったり、さまざまなのだけ…

春がいつかというのは難しい。 暦の上では2月になれば十分春だけれど、なかなかそうも言えない。季節として、花が咲いたり、暖かくなったりという節目も当然あるけれど、日本においてはやはり3月が終わって4月になるという、その年度替わりが「春」のような…

自分らしさと孤独

ネットにわざわざ馬鹿なことをやって、そして炎上する、という出来事はずっと続いている。 承認欲求といえばそれまでだけど、そもそも承認欲求がないなんてことはありえないし、それは満たされていないから爆発するか、あるいは承認されていることに気付かな…

3.11

3月11日に書くとちょっと重そうだから、ずらして。 たぶん自分が生きてきた中で、決定的に世界が変わる経験というのは、9.11のテロ、3.11の東日本大震災、そして今回のコロナだと思う。 なんだか世界が変わってしまうんじゃないか、この日常が途絶えるんじゃ…

「正義」と人

人はそれぞれ自分の世界を生きている。 自分の社会といってもよい。 ここには、面倒な矛盾に満ちたコトバが入っている。「自分」というコトバと「世界」「社会」というコトバ。 つまり、自分らしい、自分独自の、そういうものを常識として求めながら、人と関…

保育園に入れなかったり、学童にはいれなかったり…

ニュースを見ていたら、保育園に入れない問題は、さらに学童に入れない問題に移っているらしくて、大変だなあと思う。 他人事のような発言になっているのは、たぶん、うちが子育ての力を入れている自治体にいて、とりあえず保育園も学童も問題なく進んでいる…

休みと温泉

日々の生活と仕事は毎日追いかけてくる。 生活というのは、家族がいて、家族と一緒に過ごすこと。朝ごはんを作って、学校に送り出し、洗濯をして、保育園に迎えに行き、買い物をして、夕ご飯を作って、習い事に送り届け、彼らの一日を聞いて、本を読んだりし…

雪が降ると大騒ぎになるのが首都圏。 でも、こどものころはもう少し降っていたような気がする。降らなくなったから騒ぐようになるのかもしれないけれど。 首都圏では、雪が降ることは非日常で、台風がきて学校が休みになる感じに似ている。台風に比べれば、…

健康診断と日々の生活

昨日は人間ドックに行った。 胃カメラを飲む予定が、血圧が高く、急遽飲めないことに。 胃カメラを飲むなんておそろしいことだったけれど、飲めないとなるとそれはそれで落胆する。急遽、別の日を予約して、もう一度チャレンジすることに。 まあ、仕方ないん…

忘却

昨日は節分だった。 下の子、弟は保育園で豆まき集会。勇敢に立ち向かったとのこと。 そういえば、去年は行くのに結構抵抗した記憶があった。 そんなことを覚えていたのは、昨年のその一日をネタに小説を書いたから。 monogatary.com で、昨日、病院で待たさ…

入試と疲弊の季節

入試が行われている。 入り口も、出口も。 この季節になると、つくづく人生の分岐点のような厳しい場面に直面する。他人の人生の岐路のような場面に、毎年必ず直面するのはあんまりうれしいものではない。疲弊するし、重くなる。 もちろん、たまにはそういう…

つぶやき

小説を書きはじめて、気がつくと2年が過ぎた。別に小説が書きたかったわけではなく、コロナになって演劇も書けないし、ブログもだいぶ形になって、まあ、なんとなく、そういう気分になった。 とはいえ、ひとりで時間と向き合うことがたまたま二年前には出来…